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学校へ戻ることの大切さ

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学校へ戻ることの大切さ
―引きこもり70万人予備軍155万人―

 どうして学校に戻すのでしょうか。再登校した子供たちの学校や家庭での行動を見ていますと、「幼い面」が必ず見られます。赤ちゃんのように泣く、小学生のような遊びをする、母親に抱きつく、対人関係がひとりよがりで学校生活でトラブルを引き起こすなどです。これらは「恥ずかしいこと」なのでしょうか。そうではありません。赤ちゃんのようになったり、小学生のような遊びをしたり、駄々をこねたり、というのは、今までの「仮の自分」「周囲と同じになろうとばかり努力していた自分」という殻を破りかけているという印なのではないかと思います。その子の本来持つ「よさ=資源」を発見してコンプリメントをしてあげることで、その「資源」がようやく芽を出しはじめた印です。大切なことは、その「資源」は、その子だけのものではないということです。家族のためのものであり、学校のためのものでもあり、社会のためのものでもあるのです。なぜなら、多様な人々や現象に出会い、理解し、受け入れ、応用することが、私たちの人生や社会を豊かにする根本だからです。「異なる」というのは「恥ずかしい」のではなく、私たち全員が「学ぶべきこと」なのです。様々な「違い」や「差」に出会う場所、発信する場所が学校であり、それらの「違い」を理解する、経験するというのも学校という場所で起こることなのです。だからこそ、自分や家族や社会がより豊かになるために学校に戻ることが必要であるとKIDSは主張しています。自分のよさ(資源)に自信を持ち、登校し、学校で自分を発信し他に伝えること、他を理解すること、受け入れること、相互作用のすべてがとても大切なのです。

 「異」がぶつかり合いますから、当然トラブルもあります。しかし、そのトラブルがなければ、気づかないことも多いのです。異なることを理解し受け入れようとお互いが努力し続けることで本当の「学び」が生まれ、「調和」や「平和」が生まれます。それは社会の豊かさにつながります。

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